malletKATをバッテリー駆動させてみよう、の巻

皆様お久しぶりです。
いかがお過ごしでしょうか。

さて、今回は、タイトルの通り「malletKATをバッテリー駆動させてみよう」という試みについてです。
malletKATってなんぞや?という人はこの記事をお読みください。

※ なお、これから書く方法は皆様自己責任でお願いいたします。
  実はmalletKATは16V駆動ではなく15V駆動だということを記事を書く今まで勘違いしておりました。

結論から言うとパワーゴリラという外部バッテリーを購入することでバッテリー駆動は成功しました (ただし、何時間持つのか、駆動させ続けて本当に大丈夫かは検討の余地ありです)。
これだけで一応記事そのものは終わってしまうのですが、経緯などを備忘録的に残しておくようにします。

今回の中身はこんな感じで
○ なぜバッテリー駆動しようと思ったのか
○ malletKATの電源周りについて
○ バッテリー駆動の候補
○ プラグ対応
○ 外部バッテリーの候補
○ パワーゴリラをちょっと使ってみた感想 ~何Vで駆動するか~

○ なぜバッテリー駆動しようと思ったのか
次回のM3 2012秋 (2012.10.28, ク 27f 28f) にmalletKATを持っていくことにしたためです。
malletKATはACアダプタでの駆動にしか対応しておらず、演奏するにはコンセントがいるのですが、M3のフリースペースではコンセントを借りることができないためです。
…まぁまずアレだけ大きなものを置けるのかどうか、という問題もありますが。

○ malletKATの電源周りについて
こちらのページに取り扱い説明書があります。
このページの上部「malletKAT Quick Start Guide (PDF)」をみると

DC INPUT
Make sure that you are using a KAT transformer or an adapter that matches our power
specifications (15 Volt 1.6 Amps, Positive Tip). Our power supplies have a special screw in
connector so that it stays attached during performances

とあります。こちらを見ると15Vに対応できるバッテリーがあればOKということです。
※ 実はここで16Vと勘違いしてバッテリーを購入しております。皆様、もし参考にされる場合はくれぐれも自己責任で。
ただし、実際のmalletKATの背面には「9V」と書いてあって色々と混乱してしまいます。
そこで、手元にあったeneloop music boosterを試しに付けて起動してみました。
これは9Vの出力ができるモバイルバッテリーなのですが…
結果:起動すらしない。
つまり、9Vの入力ではNGだということがわかります。ということはおそらくマニュアルの15Vが正解なのでしょう。
.
○ バッテリー駆動の候補
そうなるとバッテリー駆動の候補は限られます。

Entry 候補 価格 安全性 携行性 駆動時間 備考
1 単一乾電池の10本直列 × 自作
2 UPS × × ACアダプタをそのまま使える。
3 リチウムポリマー系
外部バッテリー
○? 他の機器にも流用可能
プラグ対応可か要調査

まず最初に考えついたのが1.でした。
ブログの記事で9V駆動のエフェクターを単一電池6本直列でつないで動かしているという記事があったためです。
ACアダプタ用のプラグを買ってきて電池ボックスとつなげれば出来上がり。制作費がバカ安い上に、乾電池を買っておきさえすれば駆動時間はほぼ考えなくてすむという利点があります。
ただ、15Vとなると単一の乾電池が10本もいる、ということと、ハンダ付けなどを素人がやるとショート、感電、機器の故障の危険性があるという欠点があります。

次にTwitterのフォロワーさんに教えていただいて、「おお!」と思ったのが2.です。
UPSはACアダプタでつなげれば駆動できるので、機器の故障は考えなくてすみます。
ただし、あくまで「一時しのぎ」のバッテリーであるため、駆動時間が比較的短いということと、やたら重い、ということが欠点となります。あと価格も。

2.のUPSを某ヨドバシカメラで見ていた時にEnergizer XP18000という外部バッテリーを見つけて3.という候補が改めて浮かびました。
mobile boosterのようなUSB給電ができる程度のものがあることはもちろん知っていたのですが、ノートパソコンすら充電できるバッテリーがあることは知りませんでした。
まぁよくよく考えてみたら上述のeneloop music boosterもこの1種だったということに気づいたのですが。
適切な出力を持つバッテリーであれば駆動ができること、繰り返し充電できることが利点としてあげられます。
欠点はなにしろ値段が高い、本来ノートPC用なので対応するプラグがあるかどうか、というところになります。

どれにしようかとあれこれ悩んでいたのですが、安定性と安全性、ランニングコストを考えて3.の「リチウムポリマー系の外部バッテリー」にしました。
さらに、こいつを持っていれば、malletKAT以外にも他のUSB機器やノートPCを充電できるというプラスアルファなところもあるという。便利!

○ プラグ対応
3. を購入する場合、欠点で挙げた「ノートPC用なので対応するプラグがあるかどうか」を調べなくてはなりません。
さてどうしようか…と困っていた所、パワーゴリラHPに「対応プラグ一覧(PDF)」があることに気づきました。
このPDFを見たところ、どうやら16V(※くどいようですがmalletKATは15V駆動です以下略)対応のプラグがあるということ、その16Vの中にIBMのThinkPadがあることに気づきました。
ACアダプタのプラグのサイズを測ってみるとほぼ同じの模様。
…まてよ? 俺古いThinkPad (T42) 持ってたよな?
ということで、ThinkPadのACアダプタをつけてみたところ…malletKATが起動!
つまり、ThinkPad対応のアダプタがあれば、malletKATが駆動できるだろう、という結論に達します。

○ 外部バッテリーの候補
まず見つけたEnergizer XP18000以外にどのような外部バッテリーがあるのかを見てみました。
主な候補を表にまとめてみます。

商品名 プラグ対応 価格(円; amazon) 容量 (Ah) 備考
パワーゴリラ 25300 21 出力が8.4V、9.5V、12V、16V、19V、24Vのいずれか固定
ThinkPadのプラグはデフォルト付属
Energizer XP18000 16137 18 ThinkPad対応プラグあるが、有償で取り寄せ。
HyperJuice 100Wh × 23772 27 基本MacBookのみ対応

※ この他にも同系統で容量が前後するものがあったりしましたが割愛。

他にもあったのかもしれませんがとりあえずこれらの中から選ぼうかと。
まずHyperJuice 100WhはMacBookのみ対応っぽいので除外することにしました。
容量が最も大きかった上にもっと大きな容量のタイプも売ってたので残念ではありますが…

というわけで、候補はパワーゴリラEnergizer XP18000のどちらかとなります。
容量の大きさ、及びプラグの対応はパワーゴリラに軍配が上がります。
一方で価格はEnergizer XP18000のほうが約1万円安いという結果に。
価格を取るか、容量と手間を取るかと考えていたのですが… 結局容量の大きいパワーゴリラの方を選ぶことにしました。
この辺りはほぼ「勘」で決めてしまったのですがw
最安値は別の所があったのですが、早いしさほど高くもなかったのでamazonで注文。

○ パワーゴリラをちょっと使ってみた感想 ~何Vで駆動するか~
届いたのが2012.8.30。
外身はこんな感じ。

そこそこ小さいですな。
開封時の写真は撮り忘れたのと、さほど重要でないのでとりあえず省略!
本体はこんな感じ。

この液晶画面の横にあるボタンを5秒押すと起動、1回押すと電圧が変わります。
16Vでつなげると…

バッテリー駆動できたァ!!!!! やったね!!!!!
ただしここで16Vだと若干電圧が高すぎるということに気づきました。では他だとどうなるか。

12V

お、いける!! 音もちゃんと鳴る!

9.5V
写真ないですが、電源はOK。ただし音が鳴らない。

ということで、12Vでの駆動も多分OKです(今のところは)。
バッテリーの持ちは12Vの方が良くなりそうなので、こちらでちょくちょく駆動させて様子を見ることにします。

長文となりましたが、以上が「malletKATをバッテリー駆動させてみる」の顛末となりました。
皆様のご参考になれば幸いです。

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